「もちあい」←学ぶを格言の経済 掟の相場
読み方は
「もちあいはなれには、(後に)つけ」。
なんだか呪文みたいで、解読が必要だね。順番に見ていこう。
「保ち合い」とは、
↓
ある銘柄が
一定の値幅
で
上下を繰り返している状態
のこと。
トレンドとしては、
ほぼ横ばいに見える。
中でも
↓
その値幅
が
徐々に狭まっていき、
↓
チャートが
三角形になる
ような状態
↓
を
「三角保ち合い」、
↓
一定水準で
並行して動いていく状態
を
「ボックス相場」
と呼ぶんだ。
三角保ち合い、ボックス相場、
いずれにせよ、
上値に来ると
↓
反落し、
↓
ある水準まで下がると
↓
また反発する
↓
これらの動きを繰り返していたら
↓
「保ち合いが起きている!」
と思おう。
↓
次の
「はなれ」
というのは、
↓
なんらかのきっかけで
保ち合いの均衡、
三角保ち合い、
ボックス相場、
この状態が崩れたときのことを「はなれ」という。
↓
溜まっていたエネルギー
が放たれ、
↓
株価が上か下に
↓
大きく動き出す。
ここからは
↓
大相場になる
ことが多い
と、
昔の相場師たちは知っていた。
↓そこで
↓「素直に
波に乗ろうぜ!」
という意味で、
↓
「保ち合い放れ
には、つけ」
と言ったんだ。
保ち合いが崩れると大相場になるけどコレも本当にそうなるのか?
と確認することが重要。
ならない場合はどうするか? まで決めておく。
三角保ち合い
ボックス相場
↓
なんのきっかけで崩れたのか?
そのあと、大相場になったのか?
↓
なった場合は、
トレンドが発生したのだから、売買サインを見逃さず、利確をしよう
こうなるし、大相場にならなかった場合は、
↓
きっかけ
は弱材料とみて、しばらく放置、とする。
相場参加者たちから放置されていれば、
↓
その銘柄は保ち合いが続く。
↓
この水準が下値になった場合は、
保ち合いはなれ
を待てば、必ず上昇するから、トレンドになったあとに売買するかどうかを検討する。
なんのきっかけがあれば、トレンドが起こるのか? とPERを見て考えておくと良い。
いつ、上がるのか?
は予想しておくことができることがある。
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