取引方面部隊

株式トレードブログ。★

売上高、営業利益、経常利益。純利益。

「売上高」は、

会社が

商品やサービスを売って得た

収入の合計金額です。


「営業利益」は、

本業から得られた利益です。

売上高から

本業にかかった経費を

差し引いたものです。


「経常利益」は、

本業を含めて

普段行っている活動から得られた利益です。

営業利益に、

本業以外で普段行っている活動の損益を

加減して計算します。

本業以外に行っている活動とは、

たとえば、

金を借りたり預金したりというような財務活動などです。



「純利益」

とは

「税引き後利益」

のことであり、 

当期純利益

とか

単に「利益」

ともいいます。


経常利益から

特別損益

(一時的な利益や損失)

を加減し、

さらに 

税金を差し引いて、残った利益

のことです。



 税引き後利益は

株主のものであり、

本来は

すべて

配当してもらうべきお金です。


この税引き後利益を

発行済み株式数で割れば、

「1株当たり

税引き後利益」

が出ます。

これを

「1株益(EPS)」

といいます。


じつは

この1株益は

今の株価が

割安かどうかを考える上で

重要なモノサシになっており、

「今の株価が

1株益の何倍なのか」

(株価収益率=PER)

割り出すのに使われています。

 たとえば、

今の株価が1000円

1株益が50円ならPERは20倍、

株価が500円で1株益が50円ならPERは10倍です。


利益の20倍の値段で株を買うのと、

10倍の値段で買うのなら10倍のほうが割安ですよね。

そういうわけで

PERは数字が低いほど割安ということになります。