売上高、営業利益、経常利益。純利益。
「売上高」は、
会社が
商品やサービスを売って得た
収入の合計金額です。
「営業利益」は、
本業から得られた利益です。
売上高から
本業にかかった経費を
差し引いたものです。
「経常利益」は、
↓
本業を含めて
普段行っている活動から得られた利益です。
↓
営業利益に、
本業以外で普段行っている活動の損益を
↓
加減して計算します。
↓
本業以外に行っている活動とは、
たとえば、
お金を借りたり預金したりというような財務活動などです。
「純利益」
とは
「税引き後利益」
のことであり、
↓
「当期純利益」
とか
単に「利益」
ともいいます。
経常利益から
(一時的な利益や損失)
を加減し、
↓
さらに
↓
税金を差し引いて、残った利益
のことです。
税引き後利益は
↓
株主のものであり、
↓
本来は
すべて
配当してもらうべきお金です。
この税引き後利益を
↓
発行済み株式数で割れば、
↓
「1株当たり
の
税引き後利益」
が出ます。
これを
「1株益(EPS)」
といいます。
じつは
↓
この1株益は
↓
今の株価が
割安かどうかを考える上で
重要なモノサシになっており、
↓
「今の株価が
1株益の何倍なのか」
(株価収益率=PER)
を
割り出すのに使われています。
↓
たとえば、
今の株価が1000円
で
1株益が50円ならPERは20倍、
株価が500円で1株益が50円ならPERは10倍です。
利益の20倍の値段で株を買うのと、
10倍の値段で買うのなら10倍のほうが割安ですよね。
そういうわけで、
PERは数字が低いほど割安ということになります。