取引方面部隊

株式トレードブログ。★

テンバガー連発人に連動する目論見記事

テンバガーは驚異の50銘柄超え!~愛鷹さん前編

https://froggy.smbcnikko.co.jp/32554/


リアル投資家列伝・10倍株が56銘柄!?30代億り人の銘柄発掘法/愛鷹

2021.3.22


会社員として働きながら

30代にして

2億5000万円の資産を築いた愛鷹さん。


その成功の裏にあったのは、

「テンバガー56銘柄」

という驚異的な記録でした。


買値から10倍に値上がりするテンバガーは

投資家にとっての憧れ。


そんなテンバガーを連発する愛鷹さんの歩みと投資法、

教えてもらいました!


2社目で10倍!

のテンバガーの申し子


個人投資家にとってのあこがれである、

買った株が10倍に値上がりする「テンバガー」。


そんなテンバガーを2020年は

19銘柄も、

そして

なんとこれまで

通算56銘柄で達成しているのが、

会社員として働きながら投資している愛鷹さんだ。


「最初のテンバガー(10倍株)は

「コシダカHD」。


株を始めてから

2番目に買った銘柄です。


当時はまだ

『テンバガーを取ってやろう』

なんて思っていなくて、

優待利回りめっちゃええやん!

と優待に興味を持って買っただけでした」


2社目の銘柄で

テンバガーなんて、

まさにテンバガーの申し子!


株の英才教育を受けた天才なのですか?


「全然!

かぶ1000さんみたいに

中学生の頃から

興味を持っていたわけではないし、

親から株の話をされたことも

相続もない。


株式投資のことを知らぬまま

平々凡々な家庭に生まれ、

平々凡々に育った、

平々凡々な幼少期でした」



そんな愛鷹さんは、

大学である後輩との出会いがきっかけとなり、投資を始める。


「高級車を乗り回してる後輩がいました。


どうやって財を成したか詳しくは聞きませんでしたが、


株のトレードでひと財産を築いていたようです。


出会ったときには

すでに


投資信託の積み立てなどで、

守る方向へシフトしていたみたいですが。


彼に

『投資はお金がお金を稼ぐ仕組み。


先輩も就職したら


株を始めたほうがいいですよ』


と言われ、

おもしろそうな世界だなと。



「ポルノが好き」

で買ったアミューズ


社会人となった愛鷹さんは

投資信託の積立投資を始める。


「当時流行っていた

インドなど新興国の株へ投資するファンドでした。


評価額が下がっても、

売却手数料がかかるから

売れない。


運用報告書を

読んでも

ニュースで報じられるような

ありきたりな文章ばかり。


報告書の

PF

(ポートフォリオ:組み入れ銘柄)

上位には

社名すら初耳の

外資系企業ばかりが

名を連ね、

中身が分からな過ぎて、

なんのおもしろみもない。


だったら

自分で

個別株をやってみようと」


愛鷹さんが日本株投資に一歩を踏み出したのは、

社会人になって3年目の2008年8月。


リーマン・ショック

株価が暴落する

直前だった。


「相場観から

『株価が下がっているから始めよう』

と思ったのではなく、

入社から2年が経って

勤務先の持株会

に参加できるようになったり、

投資信託

おもしろみを感じられなかったり、

たまたまタイミングが重なり

一歩踏み出しました」



最初に買った株は

なんだったのだろう。



「いちばん初めに買った音楽アルバムのアーティストが

ポルノグラフィティでした。


彼らのライブに

参戦していたこともあって、

ポルノの所属先である「アミューズ」を買いました。


ちょうど当時、

活動を休止していたサザンオールスターズ

いずれ復活すれば

株価も元に戻るだろう、

寧ろ今はチャンス!

と思いましたし、

福山雅治さん

はじめ

売れっ子を多数抱えていましたから。

我ながら安直(笑)」


売上や利益で判断したのではなく、

純粋な応援投資だった。


「株価が

どんな値動きをするのか、

単純に見てみたかった

というのもあります。


とくに売る理由もなかったので

今に至るまで

ずっと持っていて、

買値から約5倍になっています。


でも買ってから

しばらくは

含み損でした」





集中投資で大失敗!

「1銘柄に集中しない」

投資へ


株価が低迷したのは

アミューズだけではない。


リーマン・ショック

起きてから、

つまり


愛鷹さんが株を始めてから


アベノミクスが始まる2012年まで

日経平均は低空飛行が続いた。


「当時は

株価の値動きが

日々

シッチャカメッチャカな変動だったため、

手を出して

痛い目を見ては

損切りする

というのを繰り返し、

ただただ疲弊するだけの日々。


儲かった記憶が

全くありません。


でも買っても

せいぜい1単元か2単元であったため、

損切り額も

数万円でした」



1社に

集中投資するのではなく、

給与を

手に入れる度に

保有している銘柄とは異なる銘柄へ投資し、

集中投資になるのを避けた。


実は、

愛鷹さんが

分散投資を心がけるようになったのには、

あるきっかけがあった。



ローソンエンターメディア

(現在は上場廃止)

という、

「ぴあ」

のようなチケット販売の会社

がありました。


チケット販売のプラットフォームのため

一度システムを作ってしまえば、

音楽ライブ需要は

増加の印象

がありましたし、

取扱量が増えるほど

収益は増えるだろう

と考えて

2009年に

買い上がりました」



ところが、

2010年初頭に

経営陣の不祥事

が発覚......。

株価は

約半分の水準に急落した。



「結局、

親会社の「ローソン」が

TOBすることになったのですが、

その買取価格は

自分の平均買値よりも

遥かに低く、

トータルで

マイナス35万円くらい

になりました。


当時

まだ投資規模が

500万円前後

と小さかった私には、

月の手取り額をも

超える大ダメージ」


愛鷹さんが

幅広い銘柄へ分散するようになったのは、

この経験があったからだった。



ローソンエンターメディアからの学びは

『1銘柄に集中しない』

ということ。


1銘柄に集中して

ガツガツ買い増していくと、

不祥事

業績の悪化

などで

食らったときのダメージが

私には思いの外大きかった」



400倍!になったフィットネスクラブ


お給料を

毎月、少しずつ投資に回していた愛鷹さん。


1年目が終わる頃には、

保有する銘柄は

10社ほどへと増えた。



愛鷹さんの転機になったのは、

冒頭で紹介したコシダカHD。


株を始めて2番目に買った株だ。



「もともと音楽が好きで

ライブにもよく参戦していたこともあり、

最初のころに

買っていたのは

エンタメ系の銘柄が多かったんです。


アミューズ

ローソンエンターメディア

そうだし、

コシダカも

カラオケ店

『カラオケまねきねこ

を展開している会社です」



買ってすぐの頃は、

リーマン・ショック

権利落ち

重なって

株価は

ふるわなかったが、

すぐに

うれしいニュースが届いた。



「買ったのは夏でしたが、

秋になると

「カーブス」

を買収する話が出て

株価が戻し始めたんです。


ワクワクする取り組みをしているな

と思って

持ち続けました」



コシダカが買収したのは、

女性専用のフィットネスクラブを展開するカーブス。


今では

2000店舗以上

もある

カーブスだが、

当時はまだ

672店舗しかなかった。



「買って3年で

買値から

10倍

になりました。

初めてのテンバガーです。


それに加えて

カーブスも

2020年に

コシダカから

スピンオフして

新規上場

することになりました。

コシダカ1株に対して

カーブス1株が付与され、

自分がもらったカーブス株は

IPO

すぐに

400倍

になったんです」


愛鷹さんの

コシダカ1株あたり取得価額は

23円。


カーブスの取得価額は

コシダカの取得価額の

「0.1」

と定められたため、

カーブス株の取得価額は

23円の0.1、

つまり2.3円となった。


「カーブスの株価は

現在

約900円。


取得価額の

2.3円に対して

400倍以上

になりました」



テンバガーどころか、

400バガーってスゴすぎ!



銘柄探しは

「ブログ」から「適時開示」へ



そんな愛鷹さんは

どうやって

テンバガーを見つけているのだろう。

「最初は

ブログ

を参考にすることが多かったです。


たとえば

株主優待ブログ』

とかで検索し、

いくつか見て回ると

有名ブログに至ります」



当時

参考にしていたのが、

投資家によるブログ。


フロッギーにも

登場してくれた

みきまるさんのブログ

優待銘柄選び

参考にしていたそう。



「みきまるの優待バリュー株日誌」



「上場企業は

3000社以上もありますが、

有名ブログを読んでいるだけで

『こんな会社があるんだ』

と知れて、

ブログでの内容に

共感できたら

自分でも買ってみました」



当時、

そういったブログを

参考に買ったのは

飲食店を展開する

クリエイト・レストランツHD」、

人材派遣の

「ジェイエイシーリクルートメント」、

それにリース会社の

「FPG」

などなど。



「この3社とも

業績は

右肩上がりで

テンバガーとなりました」



銘柄選択の幅を広げてくれたのは

ブログ。



でも、

愛鷹さんは

少しずつ

ブログから離れていった。

「毎日様々なブログを巡ってましたが、

その方法では

各ブログ主の

趣向

に沿った銘柄

しか知ることができず、

投資対象が

狭まってしまう。

それに

銘柄が

ブログに掲載されるということは

分析の手間が省ける代わりに、

投資家としては

ブログ主より

一歩

出遅れている

ということでもある。

そこで、

最新の情報を

フィルターなく

手に入れるため

自分でも

適時開示を見るようになりました」



適時開示は

上場企業に

義務付けられた

情報開示。


ストックオプション

(新株予約権)

の付与

役員人事

などの

お知らせ

もあるが、

愛鷹さんが注目するのは

決算短信だ。



決算短信を見ながら

『どのセクターで

売上を稼ぎ、

利益を伸ばす、

あるいは

投資しているか』

など、

学んでいきました。


当初は、

企業によって

「12月に

売上が伸びる」

等の

季節性があることも知らず

手探りで読みました。



深くは

読みこまず

浅く広く

読みました。

習うより慣れろ、

です」



決算短信

広く浅く

学びながら、

愛鷹さんのブログ離れは

加速していく。




「ブログって

情報としては

ワンテンポ遅いんです。

有名ブロガーが

記事にすると

翌日には

買いが強まったりもするし、

2番煎じになってしまう。

だったら

ブログを読みながら、

並行して

自分でも探したほうが

効率はいいし、

そうやって

自分が見つけた銘柄が

後々

ブログに採り上げられると

銘柄選びに

自信がつきますよね。


そうやって

徐々に

ブログから離れていきました。


投資目的では

今は

一つも読んでません」



先輩たちのブログから離れていった愛鷹さんが、

どのように

決算短信を読んでいるのか、

次回

具体例を挙げて

教えてもらいましょう!

https://froggy.smbcnikko.co.jp/17759/


    プロも舌を巻く企業分析力で資産が5年で10倍に!~すぽさんインタビュー【後 編】

リアル投資家列伝・「4つの鉄板ビジネスモデル」への投資術 / すぽ


2019.6.25


成長・ビジネスモデル・割安


の3つのポイントから


分析し、



有望成長株を次々に見つけてきたすぽさん。


埋もれたお宝銘柄を感知する秘訣はブログにありました。




すぽさんのブログは


著名個人投資家の選ぶブログランキングで1位になったこともあるほど。


今回は


このブログを通じて


分析を深めていくスタイルや、


注目する4つのビジネスモデルについて、聞いていきます。



成長株ハンターとして注目度が高まっているすぽさんだが、

有望銘柄を発掘する場

となっているのがブログだ。


ブログを運営する個人投資家は多いが、

すぽさんのブログには大きな特徴がある。

「議論の場」となっていることだ。


「最初はただのブログでした。

企業の分析を書いて、

5段階の評価をつけて更新するだけの、

自分が思ったことを書くだけのブログです。


あるとき

読者から質問が来たんです」

「この銘柄について、

すぽさんはどう見ますか?」


ーーそんな質問だった。 


「1日のアクセスも10人、20人程度でしたから

反響が嬉しくって、



僕なりに分析して

評価は3.5です! 

と記事をアップしたら、

だんだんと依頼が増えてきたんです」


評価の根拠となるのは、

前回教えてくれた

成長・ビジネスモデル・割安

の3つのポイン トによる分析だ。


「7社分の依頼があって

3日で片付けると、

また7社たまって......

といった状況でしたが、

『これも修行だ』

と思って

1年で100銘柄くらい分析したと思います」




「行列のできる銘柄相談所」

となったすぽさんのブログだが、

依頼の多さに限界も感じるようになってきた。


「もう少し数を減らして

じっくりと分析したい。

かといって、

依頼を断るのも申し訳ない。


僕が一方的に書くだけだともったいない

という思いもあり、

僕が分析するだけでなく、

『あなたがどう考えているのかも聞きますよ』

と議論の場にしたんです。

そうすれば依頼の数も減るだろう、と」






すぽさんが

議論のベースとなる分析記事

をアップし、

コメント欄で議論を深めていくスタイルだ。


「議論するのは

月に1、2銘柄くらいでしょうか。

自分の分析であれば

2~3時間でさっ と見る感じですが、

依頼者は

詳しく調べていることが多いので、

議論する銘柄だと

もう3時間くらいプラスして

気になるところを予習しています」


その効果は大きかったようだ。


「自分にはない視点の意見が聞けるし、

情報も集まってくるようになった。


議論の結果、

ポートフォリオに組み入れた銘柄も少なくないんです。


投資用不動産サイトを運営する

ファーストロジック

についての議論では、

不動産業界で働く人が参加して くれ、

業界からの視点を与えてくれました。


議論することによって、

その会社の

立ち位置や

ポイント、

競争環境

が多角的にわかってくる。

面白いですよね」




買値から

2倍以上の値上がり

となった「 FPG 」

も議論をきっかけに購入した銘柄だっ た。


「持ち込まれるのは、

みんながそれなりに自信を持っている銘柄ですから、

その中からいいな

と思ったものを買うことが増えています。


議論の中心となるのは、

ビジネスモデルだ。


最初に大成功した

インフォマート 」 は、

「プラットフォーム型」のビジネスモデルだったが、

すぽさんが注目するビジネスモデルはあと3つあるという。


  ビジネスモデル2

「アフタービジネス型」:Fringe81  


「今持っている銘柄は

どれも面白いビジネスモデルを採用しています。


社員向けのコ ミュニケーションツールを提供する

「 Fringe81 」

という会社もそのひとつですね」


『わかりやすい資料を作ってくれてありがとう、30ポイントね』


といったように

社員 同士でポイントを送りあえるサービスです。

受け取ったポイントは給与に反映され る。


「一度導入すると

毎月、『社員数×1000円』の売上が定期的に入ってきます。

商品を 売ったときだけでなく、

売ったあとも売上が見込めるため、

『アフタービジネス型』 

と呼んでいます」



 小学生時代から

「 どんな会社が儲かるだろう」

と考えてきたすぽさんが

注目するビジネスモデルは4つある。 


前回教えてくれた

インフォマートがプラットフォーム型、 

Fringe81はアフタービジネス型、

残り2つはどんなビジネスモデルなのだろうか。


ビジネスモデル3

「地理的独占型」:パーク24


「 パーク24 」は『地理的独占型』です」 


  貸し駐車場を展開する会社だが、

注目するのはカーシェアリング事業だ。


「カーシェアは

都心部を中心に増えていますが、

もしカーシェアを使おうと思ったら

台数が多い方を選びますよね」

 

利用する側から見れば、

台数が多いほうが利便性は高い。


トップシェアの会社を選ぶだろう。

「パーク24が

約2万台を展開するのに対して

競合は3000台弱。

これだけの差がつくと

他社が勝てる可能性はほぼなくなってくる


『地理的独占型』のビジネスモデルで す。

すでに大きな会社なので

急成長は望みにくいですが、

5年で2倍は十分可能だと考 えています」


ビジネスモデル4

「トップシェア」


残るひとつが「トップシェア」。


その名の通り、

シェア1位を確保することで、

コストや戦略、情報面などで

さまざまなメリットが得られる。


「1位と2位ではまったく違います。

ナンバーワンの優位性は極めて大きいですから、 

銘柄を選定するときも

基本はトップシェアの会社です」


いちばん強力なのはプラットフォーム型


 プラットフォーム型、

アフタービジネス型、

地理的独占型、

トップシェア

――4つのビ ジネスモデルを軸に銘柄を見てみよう。


「4つのうち、

いちばん強力なのはプラットフォーム型。

プラットフォームとしての地位を確立できれば、

100対ゼロ

となる可能性が高いからです。


プラットフォーム型の企業を早いうちに見つけられると、

大きなパワーになります。

今、保有している会社だと――」


といって教えてくれたのは、

「 手間いらず 」

という会社。


ホテルや旅館などの予約サイトは数多くあるが、

宿泊施設が

複数の予約サイトを

一括管理する

ためのプラットフ ォームだ。


 「宿泊料金を変更したとき、

いくつものサイトの値段設定を変更するのは面倒ですよね。

そこを束ねましょう、というのが手前いらず。

競合もあるのですが、

大手宿泊サ イトの系列です。


手間いらずはどこの系列でもないため、

利用者の利便性を第一に考えて

さまざまなサイトと提携できるのがメリットです」



個別株投資の楽しさを広めたい


ブログを通じて議論を深め、

有望成長株を発掘するすぽさんだが、

ブログにはもうひとつの狙いがある。


「市場平均を狙っていくインデックス投資か、

投機的なデイトレードかの二択ではな く、

個別株投資も楽しいよと伝えていきたいんです。


インデックス投資なら平均なので

100人中50位を確保できますが、

いい会社を選べば

それよりも上が狙える。


そのための方法論や楽しさをブログで伝えていきたいんです」


小学生のころから感じてきたビジネス競争の楽しさは、

株式投資を通じてより深まっ ている。


「世の中やお金の流れる仕組みって、

みんなわかっているようでわかっていないと思うんです。


世の中をどういう流れでお金が動いていくのか、

見えるようになるには株式投資がいちばんいいと思います。


個別株投資って絶対に楽しいと思いますから」


有望成長株を発掘して、

5年先の成長を待つスタイルは

投資初心者にも始めやすいはず。 

フロッギーなら500円から株が買えるので、

すぽさんの投資の3ステップを参考に しながら

有望成長株への投資を始めてみてはいかがでしょうか。

ビジネスモデル 企業分析

プロも舌を巻く企業分析力で資産が5年で10倍に!~すぽさんインタビュー【中編】

リアル投資家列伝・「4つの鉄板ビジネスモデル」への投資術 / すぽ

2019.6.18

いよいよ日本株へと進出したすぽさん。

最初に買った銘柄であるインフォマート

テンバガー(10倍株)

となる大成功を収めます。


成功のポイントの1つは

小学生時代から培ってきたビジネスモデルの知識でしたが、

すぽさんにはあと2つ、銘柄分析で大事にしているポイントがありました。

これまでの失敗を活かし、

しっかり体系づけられた3ステップの投資手法は必見です。


プロも舌を巻く企業分析力で資産が5年で10倍に!~すぽさんインタビュー【前編】を読む

銘柄分析はまずは成長性の確認から

「 インフォマート 」への投資で成功したすぽさん。

投資を決断した背景には、

ビジネスモデルの知識に加え、

中国株投資での教訓があった。


インフォマートの株価

06/01 15:00

8008759501,0251,1002/8 3/17 4/21 6/1 

インフォマート

2492 東証1部

¥ 892
-28

「中国株をやってみて、

『割安性だけを見ても

株価は上がりにくい』

ということを学びました。


割安だからといって買った株は上がらず、

一方で

割高なはずの損保会社や食品大手の株価は安定して上がっていきました。

『割高だろうが関係ない。

会社が大きくなれば、それでいいじゃん』

という話なんだな、と」


割安なだけでは不十分。

それ以上に大切なのは

成長性

なので、

まず見るべきなのは業績、だ。


「最初に売上や利益などの数字を

過去5年程度

見て、

成長しているのか、

停滞しているのか

を確認します。


あとは

営業利益率ですね。

営業利益率が高い会社は

それだけ利益を出す仕組みを持っている

ということですから」


売上が

年15%から20%程度の成長を見込め、

営業利益率も

コンスタントに10%以上を維持している

ことが目安となる。

次に考えるのは、儲かっている理由

「次に考えるのは

『この会社はなぜこんなに儲かっているんだろう?』

ということ。


その理由を考えていくと

答えがビジネスモデルにあることも多いんです」


考える資料となるのは

決算説明会の説明スライド。

ホームページを覗けば、

ほとんどの企業で用意してあるはずだ。


「決算説明資料がいちばんわかりやすいと思います。


何をやっている会社なのか

という全体像がわかりますし、

事業のポイントも説明されています」

ただ、

会社から提供された情報だけでは、

見落としがあるかもしれない。

「足りないのは

競争環境についての情報です。

自信のある会社は

競争環境を

自ら説明してくれる場合もあります。

しかし、

競合と勝負が拮抗しているような会社ですと、

競争環境を説明していないことも多いんです」


そうした場合は、

「シェア」

でググったり、

アナリストのレポートなどを探してみる。


「それに加えて、

把握しておきたいのが

ユーザーの声。

どのような利便性を感じて選ばれているのか

を把握しておきたいですから、

そこは

「商品名 口コミ」

などのキーワードでインターネット検索して情報を探していきます。

BtoC企業なら

自分で使うのが早いですね」

最後に「割安かどうか」を確認

ここまでを確認すれば

即座にポートフォリオに加えたくなるが、

魅力的な企業は

割高な株価水準となっていることも少なくない。


最後に確認するのは

株価の「割安・割高」だ。


「単純にPERが低い割安銘柄

ならいくらでもありますが、

『成長性を確認した上で、

PERを見る』

というスタイルです。


が目安とするのは

5年で2倍の成長性。

複利で計算すると年15%で成長すると

5年で2倍になります。

そんな会社なら

PER20倍でも割高ではないし、

成長性が5%程度ならPER10倍が目安です」


見た瞬間に

勝利を確信したインフォマートでも、

成長・ビジネスモデル・割安の3つのポイントを確認していた。

「調べた当時、

インフォマート

売上が過去5年平均で9.9%成長で、

営業利益率も20%を超えていました。

なぜそんなに儲かるのかと資料を見ると、

典型的なプラットフォーム型のビジネスモデルだった。

価格支配力があるため、

利益率が高くなっていましたし、

商品の『売り切り』ではなく、

食材の企業間電子取引市場への『参加料』

として定期的に売上が立つ

ことも大きな魅力でした」


すぽさんがインフォマートを買ったときのPERは15倍ほど。

この数字だけを見れば割安とは言えないが、

年10%の成長性があるなら買える水準になる

というわけだ。


「1銘柄にかける時間は2、3時間。

気になる会社があれば、

通勤中にiPad miniを開いて資料を読み込みます。

決算説明会のスライドを見るのに、

iPad miniはちょうどいいサイズなんです」

売却ルールは「2倍になったら半分売って心に余裕を」

インフォマートなど5銘柄でリスタートしたすぽさんの株式投資

順調に進んでいった。


アベノミクスの追い風で

日本株市場が上り調子になってくれたこともあり、

大きく増えました。


インフォマートのほかにも「 日本M&Aセンター 」や「 FPG 」が寄与してくれ、

2017年には

資産が10倍になりました」

M&Aの株価

06/01 15:00

2,5002,6752,8503,0253,2002/8 3/17 4/21 6/1 

M&A

2127 東証1部

¥ 2,610
-10

FPGの株価

06/01 15:00

4005006007008002/8 3/17 4/21 6/1 

FPG

7148 東証1部

¥ 738
+8

インフォマートはテンバガー(10倍株)に、

日本M&Aセンターは5倍、FPGも2倍となった。

当初の予想を超える大成功だった。

しかし、こういったとき難しいのは

売りのタイミング

だ。

すぽさんはどのように株を売っていたのだろうか?


「買値よりも2倍になったら持ち株の半分を利益確定する、

ということをルールとしていました」

経済学でいう

プロスペクト理論

に基づくルールだ。


「人間は損をするのが嫌いなので

損切りは遅くなりがちだし、

利益は早めに確定してしまう傾向があります。


それを緩和しないといけないので、

少し上がっただけでも利益確定したくなる気持ちを抑えるためのルールでした」


2倍で半分を決済すれば、

その時点で元本は回収済みとなる。

心に余裕ができるから

残り半分の利益を伸ばしやすくなる。


「成長株はバブルっぽい動きとなり、

PERが60倍、

80倍といった水準まで高まることもあります。


そんな、まだ見ぬ世界をこころおきなく狙っていこう、と」

資産10倍になったからできた「決断」

このころには仕事でも変化が訪れていた。

「会社の労働組合の専従となりました。


従業員側の代表として

企業年金の運用会議にも出席したり、

労組自体の資金の運用も行なうようになったんです」


自然と証券会社や運用担当者と話す機会も増えていった。

「資産運用のプロの話す内容がわかるようになりましたし、

ポートフォリオがどう成り立っているのか、

そもそも会社の会計がどのように成り立っているのか、

そんな学びになったと思います」


経験を積み、

知識を深め、

2017年には当初の10倍へと資産が膨れ上がっていた。


「目安は5年で2倍でしたが、

それを大きく超えてくれました。

もちろんマイナスになる時期や、

思ったほど伸びない会社もありましたが、

成長性があり

割安な銘柄を選んでいけば

5年で2倍は普通に達成できる数字だ

と実感しました」


2018年、すぽさんはある決断を行なった。


「うちは子どもがひとりいるのですが、

夫婦共働きでした。

2馬力で働くのは、

お金の面ではいいのですが、

子どものことを考える

『時間が足りないな』

という思いがありました。

子どもを迎えに行くのにも、

なかなか仕事を調整しづらかったり……。

どちらかが仕事をすこし減らして、

1.6馬力くらいで働ければ、

いちばんバランスが良かったのですが、

それも難しい。

幸い資産が増えたので、

僕がいったんゼロ馬力になろうと」


2馬力から1馬力へ。

すぽさんは会社を退職した。


「家事は僕がやっています。

朝ごはんをつくるし、

掃除や洗濯、

子どもの送り迎えも僕です。

妻には今までどおり1馬力で働いてもらっているので申し訳ないですが、

楽しそうにやってくれているのでよかったのかなと。

こうしたチャレンジができたのも株で資産を増やせたおかげですよね」

ブログをつけているすぽさん。

退職したことでブログの活動も活発化していく。

そんなすぽさんのブログは

著名個人投資家の選ぶブログランキングで1位になったことも。


次回は、ブログの中で行う銘柄分析や、儲かる4つのビジネスモデルについてお聞きします。

ビジネスモデル 企業分析力

プロも舌を巻く企業分析力で資産10倍 ~すぽさん前編

リアル投資家列伝・「4つの鉄板ビジネスモデル」への投資術 / すぽ

2019.6.12

鋭い銘柄分析が人気で、

著名個人投資家の選ぶブログランキングで1位になったこともあるすぽさん。



会社員時代に始めた株式投資で成功を収め、

資産は5年で10倍になりました。

成功の要因を振り返ってもらうと、

根っこは小学生時代の経験でした。


ただ、そのころから抱いていた

「儲かる会社の仕組み」

への関心が花開くまでには

長い雌伏の期間も……。


小学生のときから考え続けた「どんな会社が儲かるか」。


その答えとなる鉄板のビジネスモデルとは? 


また、それをどのように株式投資に適用させ、成果を出してきたのか、

お伺いしました。

小学生のころから「どんな会社が儲かるか」と考え続けた

「思い返してみると、

昔からどんな会社が儲かるのか考えるのが大好きでした。


最初のきっかけは

小学生のときでした。


藤田田さん

(日本マクドナルド創業者)

のベストセラーが兄貴の部屋にあったんです」


「儲かるのはどんな会社なんだろう?」

と素朴な疑問を抱いた小学生は、

長じて株式投資で成功を収めることになる。


2018年に会社を退職し、

専業投資家へと転じたすぽさんだ。


「それからも

ビジネスや経営戦略などの本をよく読みました。

スーパードライが大ヒットとなり

アサヒビールが大きな利益をあげたように、

ちょっとした変化が企業の勝ち負けにクリティカルに関わり、

会社がガラッと変わっていく――それが面白いなと」


この興味を追求するために

大学も経営学部へ――というわけではなかった。


「大学は情報系でした。

実は、当時は、自分が興味があることが「マーケティング」という学問としてあることを知らなかったんです。

ただ、『どんな会社が儲かるのか』

ということについてはずっと考えていました」

マーケティング知識を活かせる場面を発見!

社会人となって入社したのは、

ある大手メーカーだった。


マーケティングへの関心の延長から

『ヒット商品を作りたい』

という野望がありました。

『こんな商品を作りたい』

とよく吹聴していたので、

周囲を困らせていたと思います(笑)」


実際に配属されたのは

商品開発とは関係のない部門。

小学生のころから養った

マーケティングの知識は

宝の持ち腐れとなっていた。

「何の役に立つのかな……」

と自問自答していた知識を活かす場面が訪れたのは

30歳のときだった。


「投資を始めたんです。

始めたというよりは、

会社が確定拠出年金を導入したことで

『始めさせられた』

という感じです。


それまで株が何なのかわかっていませんでした。

人生ゲームで、

株券を持っていると

ルーレットの出た目に応じてお金がもらえる、

ぐらいの知識でした(笑)」


否応なしに

投資への一歩を踏み出すことになったすぽさんは、

独学で勉強を始めた。


「それでだんだんと理解してきました。

株主とは会社のオーナー。

会社が稼いだ利益が配当として受け取ることができる。

つまりたくさん稼ぐ会社を見つけて、

そのオーナーになればいいわけです。

それならば、

今まで

『何の役に立つのかな』

と思っていた知識を活かせばいいじゃん! と。


小学生のころからどんな会社が儲かるのかずっと考え続けてきたので、

どんなビジネスモデルが儲かるかは、

わかるようになっていましたからね。

これは面白そうだと個別株への投資をスタートしました」

中国株で学んだ「割安」よりも大事な「成長性」

培ってきた知識を活かす場を得たすぽさんであったが、

迷走を始めてしまう。


「会社が成長すれば、

その分、株価も上がる

だったら

成長する国の株を買ったほうがいいだろうと。


当時は

中国が急成長の過程にあったので、

まずは中国株から始めました」


これが最初の誤算だった。


中国経済の成長とともに

株価は2、3倍になりましたが、

リーマン・ショック

利益を減らしてしまいました。

そもそも

中国株だと、

自分がやりたかった

『ビジネスモデルから成長企業を見つける』

という方法がうまくいかないことがわかってきました」

中国企業を対象にして

味わったのは

「現場に行けない、

資料が読めない

日本語での情報が少ない

という三重苦だった。

これではビジネスモデルの分析などできやしない。


さらに、

もうひとつの誤算があった。


「当初、

ウォーレン・バフェットの本を読んで悟ったような気になってしまっていました。

『PERとPBRで見て割安なものを買えばいいんだ』

と。

本当は

バフェットも成長性を取り入れているのですが、

自分の頭の中は割安性でいっぱいになってしまったんです」


中国株投資で

主力と位置づけたのも割安株であったが、

待てど暮らせど株価は横ばい。

一方で、

準主力として買った、

そこまで割安ではなかったはずの損保や食品の大手企業は

スルスルと上昇していった。

「割安性も重要ですが、

それだけで勝てるわけではない。

割安性以上に成長性が重要なんだと、

あらためて気がつきました」


情報の乏しさと、

割安投資への盲信――2つの誤算に気がついたすぽさんは、

方針を転換する。


「思い切って日本株を本気でやってみよう、と。

それが2010年ころです」


資金は数百万円。

アラサーの会社員にとって小さくはない金額だが、

迷いはなかったのだろうか。


「中国株を始めてからの5年間、

資産運用

って何なのかとずっと考えてきました。


世の中には持っているだけで自然と増えるものが3つあるんです。

ひとつは現金。

銀行に預ければ利子がつきます。

ふたつめが貸し出すことで賃料が入る土地。

そして3つ目が株なんです」

会社が黒字なら

配当がもらえるし、

成長とともに

株価も上がっていく。


「3つのなかでも

資産を増やすエンジンとなるのは株ですから、

株を持つことは当然なんです」

見た瞬間に勝ちを確信したインフォマート

日本株を本格的に手がけ始めたすぽさんは、

5つの銘柄に資金を投じた。

そのうちの1社が

大成功をもたらすことになる。

「見た瞬間、勝ちだと思いました。

利益率も高いし、

ビジネスモデルも優れていて、

PERも20倍程度。

負けるわけがないと」


すぽんさんを魅了したのは、

飲食店が食材の調達などに使う

BtoBの電子市場

を展開する「 インフォマート」だ。

インフォマートの株価

06/01 15:00

8008759501,0251,1002/8 3/17 4/21 6/1 

インフォマート

2492 東証1部

¥ 892
-28

「どんな会社が儲かるか? 

ずっと考え続けた結果、

出した答えの一つが

『プラットフォーム型』

のビジネスモデル。


『プラットフォーム型』のビジネスモデルは

一定以上の規模になると、

他社の参入が非常に難しくなるんです。

インフォマートは、まさに

企業間取引のプラットフォーム

を提供する会社でした」

閑散とした市場からは客が離れ、

賑わっている市場へと客が集中する。

ビジネスの世界では、よく見られる現象だ。


「当時だと『ヤフオク!』もそうでした。

インターネットオークションのプラットフォームはたいてい1国に1社なんですが、

その覇者となった『ヤフオク!』はどんどんお客さんを集めていました。

ヤフオク!に対して米大手のeBayが参入してきたこともありましたが、

孫正義さんはヤフオク!の手数料を無料化して蹴散らしました。

そして、そのあと課金を強化したんです。

プラットフォーム型の勝ち方の王道です」


インフォマートのビジネスモデルは

「プラットフォーム型」

の定石にピタリと当てはまっていた。

インフォマートが儲かっているようだからうちも」

と他社が考えたときには、

高い参入障壁が築かれている。


「いい食材を安く仕入れるには

インフォマートを使うしかない。

使うには

毎月使用料を支払わないとならないので、

インフォマート

売上を見込みやすい。


しかも

競合の参入が事実上不可能――。

だからこそ見つけた瞬間に

『負けるわけがない』

と思ったんです」


インフォマートの株価は

2年後、10倍となった。


小学生時代から抱いていた関心が

結実した瞬間だった。

しかし、

すぽさんが5年で資産を10倍にすることができたポイントは、

ビジネスモデルに加えて

あと2つある。

投資をする上での3ステップとは? 

次回、さらに詳しく聞いていこう――。

通期

企業の決算における
1年間全体
を表現する言い方。 

決算月企業によって異なるが、会計年度を4つに分けた場合の、それぞれの三ヶ月間「四半期」、最初の半年間後半の半年間「半期」呼ばれ、それに対して1年間全体の期間通期呼ばれる。

ウイグル布の中国の江西省南昌のサイバー攻撃端末のIPアドレスである。ブロック!

貴州から三菱UFJ信託銀行ホワイトハウスを攻撃するためと思われる脆弱性を嗅ぎまわるサイバー犯罪者のIPアドレスを探すうちに、表題の中国の町からのサイバー攻撃端末もブロックすることにした。
以下、ウイグル布の中国のサイバー攻撃者の端末のIPアドレスである。おそらく、まだ稼働している筈だ。サイバー犯罪者は、コレらのすべての攻撃端末をサーバー共有機能を用いて一斉攻撃に使おうとしている筈だ。

バカめ。

私はコレらの攻撃端末をブロックすることを推奨する。


218.87.62.113
218.87.49.21
218.87.58.36
218.87.50.240
218.87.48.124
218.87.48.126
218.87.50.133
218.87.60.29
218.87.58.121
218.87.56.46
218.87.60.56
218.87.58.234
218.87.61.146
60.206.187.123
218.87.48.127
60.204.224.126
60.204.227.49
60.204.231.177
60.204.227.209
60.204.231.99
60.204.227.56
60.204.225.16
60.204.226.209

「投資詐欺師には痛い目で報復」←学ぶを格言の経済 掟の相場

「早耳の早倒れ」

https://froggy.smbcnikko.co.jp/26265/

SNS上には、いつも何かしら新しい話題があふれている。

周囲を見渡すと、そういう情報をキャッチするのがやたら早い人っていない? 

これは株の世界も同じで、

相場に影響しそうな材料をいち早くつかむ人のことを


「早耳」

と呼ぶらしい。

もし

自分が

「早耳」になって、

まだ広まってない情報を知ったとしたら……?

「これはチャンス!」

と浮き足立ってしまう

かも。

でも

その情報は、

いつも真実とは

限らない。


根拠のない噂だったり、

もし本当だとしても

相場に影響を与えるほどのインパクトがない情報だったり

して、

本当にチャンスをもたらしてくれる可能性は


ごくわずかだろう。

もちろん、

噂だけでも相場は動く。

でも

それがデマだとわかった瞬間に、

相場は元に戻っていくもの。

スピードだけの情報に踊らされて

痛い目にあう

そんなことがないよう、

早耳の情報は、

まず

正確かどうか

を疑ってかかろう。