金利や為替と株価の関係
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⭕️金利が上がると株価はどう動く?
継続的に景気が
↓
良くなり、
↓
金利が上昇する環境下では、
金利水準が
↓
過熱しつつも、
↓
資金調達ニーズの
↓
高まりは続き、
↓
企業業績
↓
向上への期待が
↓
高まります。
投資対象としての魅了は
↓
債券から株式に移り、
↓
投資マネーは
↓
債券市場から株式市場へ移動するので、
↓
下図のような流れで、
↓
金利上昇と株価上昇が
↓
起こります。
反対に、
↓
金利上昇が悪い影響を及ぼす場合があります。
これは金利が上昇することにより、
↓
企業は借入れコストが上昇する為、
↓
設備投資の
↓
縮小
↓
を行います。
↓
また、
↓
個人消費でも
住宅ローン金利が
↓
上昇
↓
することから、
↓
住宅購入を見送ることも考えられ、
↓
企業業績低迷への
↓
不安が
↓
高まり
↓
株価は
↓
下落する
↓
傾向があります。
⭕️為替が動くと株価はどう動く?
外需・輸出型企業にとって
円安/ドル高になれば、
↓
自動車1台を1万ドルで輸出し、
↓
ドル建てで輸出した場合、
↓
1ドル=120円の時と、1ドル80円の時では受け取る外貨は同じでも
↓
円ベースの価値は
↓
1ドル=120円の時の方がメリットを受けることができます。
一方、
内需・輸入型企業は
↓
円高/ドル安になれば、
↓
支払うコストが円ベースでは
↓
低下する為、
↓
輸入型企業である
電力、ガス、化学、紙パルプ等の企業は
↓
円高を好みます。
⭕️企業業績への影響
⚫︎外国人投資家への影響
外国人投資家への影響も
↓
円高/ドル安の場合、
↓
円建て資産への投資は
↓
自国通貨ベースで
↓
有利になる為、
↓
円高を好む傾向があります。
ただし、
↓
海外の機関投資家や
海外の年金基金などは、
↓
円高になると
↓
運用資産全体のうち
↓
円資産の占める割合が
大きくなってしまうので、
↓
それを調節する必要が出てくると考えられます。
そのために
↓
円高になると
↓
日本株を
↓
売る動きにつながる
↓
ことがしばしば見られます。
つまり、
↓
相場を取り巻く環境によって、
↓
為替変動が
↓
株価に与える影響が
異なるので
↓
相場状況に応じた判断が必要になります。
外国人投資家とは、
↓
日本に居住していない外国籍の法人・個人のことを指します。
海外の機関投資家や
海外の年金基金、
ヘッジファンドなどは
↓
代表的な外国人投資家です。
東京証券取引所が発表する
「投資部門別売買状況」
を見れば、
↓
足元で
外国人投資家が
日本株を買っているのか、
それとも
売っているのかを知ることも、
↓
相場の行方を占う上で
重要なポイントのひとつです。
⭕️ドル/円相場と日経平均の推移
①、③の局面では、
円高&株安、
円安&株高の傾向にある一方、
↓
②の局面では
円高&株高、
円安&株安の傾向
↓
となっています。
この様に
市場を取り巻く環境によって、
株価の反応は異なることがわかります。
⭕️景気と株価の関係は?
景気と株価の推移を
1980年から2013年までの長期的な期間、検証してみると、
↓
概ね
株価と景気動向の方向性は一致していることがわかります。
しかし、
↓
後退期から拡大期、
拡大期から後退期前後の
↓
日経平均株価の推移を見てみると、
↓
若干ですが、
先行して動いていることがわかります。
⚫︎株価の変動は相互関係?~連鎖的に影響~
株価変動は
↓
一つの要因で決まるのではなく、
↓
個々の要因が
↓
連鎖的に影響を及ぼし、
↓
株価は動きます。