取引方面部隊

株式トレードブログ。★

素人トレーダーからプロへ。アメリカ合衆国の場合。

こんなにタイヘンらしい。

アメリカの市場にトレーダーの素人が関われば、死を覚悟しなければならないようである。


ソレを避けるために必死になりながら

少なくても5年、

長くて10年、

これほど長く必死になって

やっと

プロとして生計を立てることができるようになる

コレがアメリカ市場に関わる素人トレーダーに当てはまる生き方

 

コレはバカげた生き方である。死ぬために株式取引をするようなもの。アメリカ合衆国の市場で成功することはこんなにタイヘン。大卒でも。

 

成功したトレーダーを賞賛することは、誰にでもできる。だが、

アナタのようになるにはどうしたら良いのか?

と聞く素人トレーダーが多いようだが、

ソレはバカげた質問だから、必ずアナタは死ぬよ

と成功したトレーダーは答えるのではないか? 銃も刀も興味が無いのに映画スターに憧れて軍隊に入隊しようとする人がいたら?

 

ところが、私とは合衆国人はまったく違うリスクセンスを持つ人が多いようである。日本人と同じく市場で死ぬ運命であるにせよ、である。

 

ロジックでリスクをコントロールできれば良いじゃないか・・・こういう感覚らしい。本意で無くてもリスクコントロールをやれば儲かる、やらなければ健康を損ねる、死ぬ。ソレだけのことだ、というノリらしい。

 

トレーダーの多くがあっという間にこの道から逃げ出すのは当たり前。こんなに酷い人生を送りたくない、こういう気持ちではないか?

 

合衆国人は、このノリで当たり前なのであろう。さまざまな分野で世界一を世界最速で得ることが最も多い人民は合衆国人であるのは納得できる。そもそも強いのに、まだ強さを求め、優れ、町で最も優れた人になって、次は州内で、次は合衆国で・・・一番を目指して凌ぎを削るわけである。

 

日本人のプロレスファンなら、

猪木が現役時代の新日本プロレスの練習生

コレを重ねて想起しそうである。超人にならなければデビューさえできない。もともと県内、府内、都内、道内で最も強い若者がデビューできずに去っていく。こんな世界。

 

コレがアメリカ合衆国のトレーダー。

 

一瞬も気を抜けない。変化のスピードは速い。セットアップを瞬時に見抜けて当たり前。見逃したら即死。ソレでも誰も同情しない。単にトレーダーが1人死んだ、この死人の持っていたカネは受取人が受け取ったから問題はまったくない。コレのどこがおかしい? 当たり前のことなんだ、トレーダーなんだから・・・このノリなのだから。

 

AIを用いて優れたトレードパワーを発揮するトレーダーが勝つのは当たり前、ではない。AIが残らず拾うセットアップを優れたトレーダーが優れた取引にしようしている間に、社会が変わり、施策が打たれることを待つ状態になって、ソレを知らないともう負け組に入ることになる。たとえば、失業者が愛国心から中国の破産者人口増加を図って働かない、指数発表後の状態になるのかならないのかは、その時々による。たとえ、予想できるような世界情勢であっても、メッセンジャーのやり取りの中身の発展の方向次第ではトレーダーの誰でも予想を外す社会が生まれる、コレが自由主義にサポートされた民主主義の市場を取り巻く合衆国の毎日なのである。いくら優れたシステムがあっても、そのシステムを優れたトレーダーが使っても、社会はトレーダーを中心に動かない。速度と力強さは世界一。オフィスでタバコを吸いに休憩して戻ったら即死確定することは、トレーダーに関しては当たり前のこと。

 

コレが合衆国の冒険魂。コレなら合衆国のどこの州でも良いが、現地に住まないとグローバルな活躍のためにも通用しない、というハナシはよくわかる。トレーダーに関しては、だが。

 

超人的なアメリ連邦軍の戦士を動画で見ると、映画より凄いのである。

 

コレなら、もう一つの強くなる道を探すわね。合衆国人はインフルエンサーと思われる他国の人を見つけたら、十分後にはすでにキッチンやリビングルームで話題にしているか、メッセンジャーで知らせあっているのではないか?

 

世界中のインフルエンサーは、あっという間に分析され、同じようなことをし、そのモトになったインフルエンサーより人気と実力と成果物を世に示してサッサっと強くなり、また探して強くなり・・・。トレーダー以外の合衆国人はこのノリではないか?

 

 

 

 

 

死を覚悟して仕事をすることができる仕事が増えていく・・・